毎日のドライで髪は変えられる！髪質改善のプロが伝える髪の正しい乾かし方
- kuwabara
- 12 分前
- 読了時間: 7分
「トリートメントには気を使っているのに、なぜか髪がパサつくのよね…」
「朝のスタイリングが決まらず、年々扱いにくくなってきた」
そんな悩みを抱える大人女性はとても多いです。
そして意外にも、その原因の一つに「乾かし方」という重要ポイントがあるのです。
高価なケア用品よりも、特別な施術よりも
毎日必ず行うドライこそが、髪質を左右する最大要素とも言えます。
今回は髪質改善の現場に立ち続けてきたプロの視点から、本当に正しい「髪 正しい 乾かし方」を徹底的に解説します。
乾かすことは「絶対条件」！省略してはいけない理由
まず大前提としてお伝えしたいのは、髪は必ず乾かし切る必要があるということです。
自然乾燥や「8割くらいでやめてしまうハーフドライ」は、一見髪に優しそうに感じますが、実際は逆なのですよ。
髪の表面を覆っているキューティクルは、濡れている間は開いた状態のままです。
この状態で放置すると
キューティクルの隙間から水分・栄養が流出
摩擦や寝返りでダメージが進行
髪内部が乾燥し、パサつきやすくなる
つまり、乾かさない＝ダメージを固定させる行為なのです。
自然乾燥・ハーフドライが招く3つのトラブル
① パサつき・広がりが慢性化する
キューティクルが整わないまま乾くことで、髪は常に水分不足の状態に。
どんなにトリートメントをしても、効果を感じにくくなります。
② 寝ぐせがつきやすく、朝のスタイリングが決まらない
髪は乾く瞬間の形状を記憶します。
きちんと乾かさずに寝ると、不要なクセが固定され、翌朝のスタイリングが格段に難しくなります。
③ 頭皮環境の悪化・生乾き臭の原因に
地肌が湿ったままの状態は雑菌が繁殖しやすく、ニオイやかゆみ、将来的な頭皮トラブルにもつながります。
正しい乾かし方は「準備」で8割決まる
タオルドライは「優しく押さえる」が正解
お風呂上がり、まずはタオルで水分を取ります。
このときゴシゴシ擦るのは厳禁。
キューティクルを傷つけないよう、タオルで髪を包み、優しく押さえるのがポイントです。
中間から毛先部分は優しくポンポンとタッピングする感じで水気を拭き取りましょう。
水が滴らなくなったら保湿オイル＋コーミング
髪から水がポタポタ落ちなくなったタイミングで、保湿オイル（アウトバストリートメント）をなじませます。
その後、目の粗いコームで優しくとかすことで、乾かしムラと摩擦ダメージを防げます。
※アウトバストリートメントは必須アイテム。
特に保湿効果＋ヒートプロテクト効果に優れたものを選びましょう。
表面を固めてしまうコーティングオイルはNGなのです。
迷った場合は美容師に相談するのが安心です。
プロが実践する「正しいドライの順番」
ドライヤーは必ず温風を使用し、髪から約10cm程度離して風を当てていきます。
おすすめの順番
前髪
トップ（つむじ）
耳後ろ・えりあし
サイド → 後頭部全体
最初に乾かすべきは、根元（地肌）です。
根元が乾かないまま毛先を乾かしても、仕上がりは整いません。
中間から毛先は、手ぐしを通しながら優しく乾かしていきます。
もし「いつも片側だけはねる」という場合は、はねやすい側から先に乾かすのがコツです。
8〜9割乾いたら“仕上げのひと手間”
全体が8〜9割ほど乾いたら、一度ドライヤーを止めてください。
もう一度、少量のオイルをなじませる
ブラシを使ってブローする
この工程でキューティクルが整い、ツヤとまとまりが格段にアップします。
ブロー時の注意点は、同じ場所に何度も熱を当てすぎないこと。
熱は「当て続ける」より「流す」イメージが大切です。
仕上げに再度オイルを少量つければ完成です。
正しく乾かしても限界を感じる場合
ここまで実践しても、「まだ扱いにくい」「思ったほど変わらない」と感じる方もいます。
もしかしたらそれは
ダメージ履歴
髪質やクセの種類
年齢による変化
これらが原因かもしれません。
自己流ケアには、どうしても限界があります。
髪質やダメージなどのお悩みは髪質改善専門店で相談してみてください。
本気で髪を変えたい大人女性へ
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