枝毛はなぜできるの? 憧れのさらツヤ美髪を取り戻そう♪
- kuwabara
- 3月19日
- 読了時間: 12分
「髪をキレイに伸ばしたいけど、いつの間にか枝毛が増えてしまう…」
「お手入れを頑張っているけど、なかなか枝毛がなくならない…」
など、枝毛に悩まされている方はいらっしゃいませんか?
せっかくのヘアスタイルも、好きな髪色も、枝毛があると台無しになってしまいますよね(TT)
誰もが枝毛のない健康な美髪を育てていきたいはず。
今までのブログでも「枝毛」に関する記事はとても人気がありましたので
今回もう一度、超重要なポイントをおさらいしていきますね!
すぐに取り組める対策をご紹介することで、皆様の美髪ライフのお手伝いができると信じております(^^)♪

まずは枝毛のメカニズムを知ることから
枝毛はどのようにできるのかを知っていますか?
髪内部から栄養や水分などが流出することで、髪の毛が裂けやすくなるのが、枝毛のメカニズムです。
髪の構造は外側から「キューティクル」「コルテックス」「メデュラ」にわかれています。
さまざまな理由でキューティクルがダメージを受けて剥がれてしまうと、コルテックスがむき出しの状態になります。
コルテックスの水分や油分、たんぱく質が外に流れ出てしまうのです。
その結果、髪内部に空洞ができ、髪の毛が裂けやすくなるといわれています。
つまり、枝毛ができているということは、キューティクルが傷つき、栄養が足りていない証拠となります。
では、枝毛はどうしてできてしまうのでしょうか。
実は、枝毛にもいくつかタイプがあります。
枝毛のタイプと、どうしてそのような現象が起きるのか、続けて解説しますね。
①毛先が枝分かれしているタイプ
毛先が枝分かれしているタイプは典型的な枝毛です。
毛先から二股になったり、細かく枝分かれしたりするものもあります。
毛先に栄養が足りていない症状とも言えます。
②毛先が途中で折れているタイプ
髪が途中でポキッと折れている状態です。
パーマや縮毛矯正などでハイダメージを負った髪の毛に見られる枝毛です。
③途中で裂けているタイプ
髪の毛の途中部分が裂けている枝毛を指します。
ブリーチや縮毛矯正剤のような強い薬剤による施術で発生しやすい枝毛です。
④毛先が細くなっているタイプ
毛先が細くなっている状態も枝毛になりやすい状態です。
ヘアアイロンを長時間使用する人や、こまめにカットしていない人に多く見られる枝毛です。

では、枝毛の原因を一つ一つ見ていきましょう。
薬剤による化学的ダメージ
頻繁に縮毛矯正やパーマ、カラーを行うと、髪表面を守るキューティクルの負担になるため、枝毛の原因になる可能性があります。
弱酸性の髪は、アルカリ性の薬剤を使用することによってダメージを受けやすい性質をもっています。
また、薬剤の中にはキューティクルを溶かす成分もあり、ダメージにつながる可能性が高いと言えます。
たった一度の施術でも髪が傷んでしまう薬剤の筆頭に挙げられるのがブリーチ剤です。
ブリーチ剤を使ったカラーリングは、色のバリエーションを豊富に楽しめますが、代償も大きいということですね。
次にパーマ剤や縮毛矯正の薬剤です。
デザインには欠かせない技術ですけど、薬剤選びが適性でなかったケースや、3か月ほどの短い周期で繰り返すことなど、やはりダメージの原因となります。
そして、忘れてはいけないのが市販のカラー剤です。
いつもサロンカラーをされている方と、毎回ホームカラーをしておられる方では、髪の傷み具合に大きな差が出ます。
思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
雑な扱いによる物理的ダメージ
雑なブラッシングによる「摩擦」や「静電気」によってキューティクルが剥がれると、髪のダメージに繋がり、そこから枝毛ができます。
強引にブラッシングして髪が摩擦を受けると、うろこ状のキューティクルが剥がれ、そこから髪内部の水分やたんぱく質が流れ出てしまいます。
これによって髪内部がスカスカになり、枝毛ができやすくなるのです。
ハードタイプのスタイリング剤を使うという方は特に注意が必要です。
いわば髪の毛が接着剤により固まっているようなものです。
ハードスプレーなどは、ダメージの原因にしかならないので、使わない方が良いと言えます。
自然乾燥によるダメージ
意外に思われるかもしれませんが、ドライヤーを使わないことも枝毛の原因となり得ます。
髪の毛は、濡れるとキューティクルが開き、乾くと閉じるという性質があります。
そ髪を濡れたまま放置するとキューティクルが開いたままになり、とても繊細で傷つきやすい状態です。
キューティクルが開いた状態でいると、摩擦に弱く剥がれやすくなります。
そのまま寝てしまうと、髪に大きなダメージを与えてしまう可能性もありますよ。
また、ドライヤーも中途半端で終えてしまってはいけません。
完全に乾き切っていない状態では、キューティクルは半開きの状態です。
それが髪の乾燥やダメージの原因になるのです。
必ず乾き切るまでドライヤーを当てるようにしましょう。
ヘアアイロンによる熱ダメージ
髪は熱に弱く、毎日のようにヘアアイロンを使用すると、熱ダメージで傷つけてしまい、枝毛が増えてしまいます。
髪は熱を加えることにより、髪を構成するたんぱく質(全体の80〜90%)が「タンパク質変性」を起こします。
この変性によって髪が硬くなりダメージ毛につながってしまうのです。
そのため、ヘアアイロンを高温・長時間使用したりするのは注意が必要です。
熱の影響で髪のダメージを加速させてしまう可能性があります。
このような、熱ダメージを避けるためには、アイロンを使う際のお約束をしっかり守ることが大切です。
後ほどまたご紹介させていただきますね。
紫外線によるダメージ
紫外線は肌と同様に髪の毛にもダメージを与え、枝毛を増やす原因になります。
実は、髪の毛は肌の2倍近い紫外線量を浴びていると言われています。
お肌以上に髪への紫外線対策はできていますか?
紫外線の影響で髪がダメージを受けてしまい、キューティクルが剥がれ落ちていきます。
こうなると、ちょっとした摩擦でも枝毛ができやすくなってしまうのです。
ストレスの影響
ストレスは血流を悪化させ、頭皮に十分な栄養が行き届かなくなります。
その結果、髪の毛が傷みやすく、枝毛がなかなか改善しなくなるのです。
髪の毛の主成分はたんぱく質で、これらの栄養素は血管を通って運ばれます。
ストレスによる血行不足で髪の栄養素が足りなくなると、髪に潤いが不足し、乾燥して切れやすい髪質になってしまいます。
ツヤもなくパサパサした疲れた印象の髪になってしまうのは残念ですよね。

枝毛のない健康な髪を維持するには、枝毛の原因をなくしていくことが必要です。
美髪を叶えたい方は、以下の内容を参考にしてください。
パーマや縮毛矯正、カラーをダメージレスにする
パーマや縮毛矯正をする場合、6か月程度の間隔を空けましょう。
強い薬剤は髪へのダメージが大きいため、短期間で施術を繰り返さないようにします。
そして、パーマ・縮毛矯正は、カラーリングと同時に行わず、最低でも2週間は開けるようにしてください。
カラーを楽しむのは良いことですが、髪を労わるためにはブリーチは避けておきましょう。
一度してしまうと、健康毛に改善するのに時間がかかってしまうからです。
頻繁に明るくしたり暗くしたりなど、短い周期で髪色を変えるよりも、6か月〜1年単位でカラーを楽しむようにするのがお勧めです。
その場合、リタッチカラー(根元だけ)で済むことも多くなり、髪への負担が軽減されます。
シャンプー剤・トリートメント剤はサロン品で揃える
市販のシャンプー剤は界面活性剤に含まれる洗浄成分がとても強くなっています。
強いシャンプー剤で洗うことで髪に必要なタンパク質を奪ってしまうと、枝毛は増える一方です。
特にパーマや縮毛矯正、カラーリングをされている方は、ご自宅でもタンパク質を補給できるケアアイテムが必要になってきます。
市販のリンスやコンディショナーはシリコンなどの添加物が多く、髪に栄養分を浸透させることができません。
市販の物ではなくサロン専売品を、必ず栄養補給ができるシャンプー剤とトリートメント剤を使うようにしてください、
髪を優しく丁寧に扱う
無理なブラッシングは避け、目の粗いコームで毛先から優しくほぐして溶かすようにします。
特に髪の毛が濡れている時に乱雑に扱うのをやめましょう。
トリートメントやヘアオイルなどを使い、指通りの良い状態を維持してください。
キューティクルが開いた状態は、摩擦や擦れに弱くなるため、髪が濡れたまま放置するのはNGです。
タオルで拭く時も髪を擦らないように注意して、出来るだけ早く乾かしてくださいね。
熱ダメージを与えない
ご自宅でのスタイリングは、できるだけヘアアイロンを避けて、ドライヤーで仕上げるようにするのがポイントです。
理想は、くるくるドライヤーよりもハンドドライヤーとブラシを使ってブローすることです。
その際も、熱から髪を保護してくれるアウトバスを使ってくださいね。
私、ブローが苦手なんです…
と言われる方もおられると思います。
確かに、苦手な方もいらっしゃいますよね。
ですが、毎日のようにアイロンスタイリングを続けていると、枝毛はなくなりません。
少しずつでもブロースタイルへシフトしてきましょう。
どうしてもアイロンを使わないとスタイリングできない、という方は
週に2回までと決めて、温度を150度以下に保ってください。
ご自宅でのヒートスタイリングを毎日続けるよりは、半年に一度デジタルパーマや縮毛矯正をする方が良いと言えるでしょう。
紫外線対策を行う
お肌と同じくらい、髪の毛も紫外線から守りましょう。
外出時は帽子や日傘などを上手に使って、直射日光を避ける工夫をすることができます。
それでも完全に去ることは難しいので、UVケアができるアウトバストリートメントを必ず使うようにしてください。
紫外線対策をしっかり行うことは、頭皮の健康・アンチエイジングにも繋がりますよ。
ストレスを避け健康的な生活習慣を守る
切れ毛や枝毛のない健康美髪を育むためには、生活習慣も重要です。
先ほど述べたように、ストレスは体に悪影響があり、髪の毛についてもそう言えます。
さらには、慢性的な睡眠不足や偏食、喫煙なども髪の毛を栄養不足に陥らせるリスクがあります。
栄養バランスの良い食事を心がけ、規則正しい生活スタイルを維持しましょう。
イライラしたり落ち込んだりしてしまうことは誰にでもありますが、クヨクヨと思い悩まず気分をリフレッシュさせる方法を上手に見つけるようにしてくださいね♪

髪質改善専門店で定期的に髪のエステをする
できてしまった枝毛は、迅速に処置を施しましょう。
もちろんご自身で枝毛をカットすることも、応急処置としては良いと思います。
(放置すると悪化しますので)
でも、ご自身で枝毛カットするのも限界が来るかもしれませんね。
目立つほどに枝毛ができているのは、ダメージがある程度進行した状態です。
ですので、早めに美容室でカットしてもらいましょう。
枝毛ができては切る、というのを繰り返していると、なかなか理想の長さに到達しない(涙)
そんなふうに感じる方もおられると思います。
そんな貴方にはAMI a BELLEの【髪セレブ】ヘアエステがお勧めです!
傷ついた髪の毛を優しく癒しながら、栄養状態を良くしていくことができます。
綺麗なロングヘアは無理なのかな…そんなふうに諦めていたというお客様が
当店に通い始めて、憧れのウルツヤ髪を回復できた!
というお声を多く寄せてくださっていますよ(^^)
まずは初回のカウンセリングで、これまでの髪のお悩みをじっくりお聞かせいただきますので、なんでもご相談くださいね★
まとめ
いかがでしたか。
枝毛に悩まされている方のため、今日ご紹介した改善策がきっと役に立つと思います。
根元から毛先まで理想の健康美髪を目指して、日々のケアを頑張っていきましょう◎
最後までご覧いただき、ありがとうございました(*^^*)

綺麗な髪の毛を育てるためのヘアケア方法についてはこちらの記事をご覧ください☆
白髪でお悩みの方はこちらの記事をご覧ください☆
ヘアアイロンのリスクについてはこちらの記事をご覧ください☆
なくならない枝毛にお悩みの方はこちらの記事をご覧ください☆
美髪を育む食事についてはこちらの記事をご覧ください☆
髪質改善ストレートをご検討の方はこちらの記事をご覧ください☆
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市販のカラー剤の危険性についてはこちらの記事をご覧ください☆
髪の毛のダメージを軽減したい方はこちらの記事をご覧ください☆
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