ふと鏡を見ていて「分け目が薄くなっている…?」と感じられることはないでしょうか?
気になられたら、早めに頭皮ケアを始めることをおすすめします。
「薄毛」というと、男性のように生え際や頭頂部が後退するようなイメージが多いかもしれませんが
女性の場合は、分け目から薄毛が進行していくことも多いと言われています。
以下のような兆候はないですか?
・必ず同じところで分け目が出来てしまう
・頭頂部の髪がぺたんとしてボリュームが出ない
・地肌が透けている
・髪が細くなっている
もしも当てはまるようでしたら、今日の記事を参考になさってくださいね。
では、分け目付近の髪が薄くなってしまう原因を見ていきましょう。
原因①いつも同じ分け目にしている
いつも分け目が同じである場合、髪に負担がかかりやすくなります。
髪には分けやすい場所があり、ついそこで分けてしまいがちですよね。
しかし、常に同じ分け目にしてしまうと、一ヶ所に髪の重みが集中してしまいます。
またスタイリング剤なども決まった部分に付けることになり、他の部分に比べて分け目部分に多く負担がかかり、薄毛につながるのです。
原因②栄養が足りていない
髪を作るには栄養が必要です。
毛根にしっかりと栄養を与えることで、健康的な髪を生やし育てることにつながります。
栄養は生命を維持する器官から優先的に配分されていきます。
髪は生命維持に直接関わりがないため、栄養補給が後回しになりやすい場所です。
そのため、栄養が足りない場合には頭皮へ行き届かない恐れがあります。
食事制限をするような過激なダイエットは控えた方がよいでしょう。
また、栄養は摂っていても血行の悪さから頭皮へ届かず、髪の成長が妨げられるケースもあります。
頭皮を触ってみて凝り固まっているように感じるのであれば、血流が悪くなっているのかもしれません。
原因③ヘアケア剤が合っていない
毎日使うシャンプー剤やトリートメント剤が髪や頭皮に合っていない原因もあります。
特に市販のシャンプー剤に含まれる界面活性剤などが刺激が強かったり
リンス・コンディショナーに含まれる添加物が頭皮に残留していたり
そのようなことの積み重ねで、徐々に頭皮が衰え、髪が抜けやすくなっていきます。
また髪の毛1本1本がタンパク質不足になり、ボリュームのない細毛になることもあります。
さらに、何気なく使っているスタイリング剤。これも要注意です。
髪や頭皮に残留しやすく、かなり危険な場合もあります。
できるだけ市販のスタイリングは使わないようにし、もし使った場合は、必ずその日のうちにきれいに洗い流しましょう。
原因④紫外線ダメージ
お肌と同様に、頭皮も紫外線によるダメージを受けます。
紫外線は頭皮の皮脂膜を酸化させるほか、乾燥、炎症やかゆみを引き起こすこともあります。
分け目部分は頭皮が髪に覆われておらず特に紫外線を浴びやすいため、ずっと同じ分け目にしている場合は要注意です。
また、紫外線のUV-Aは頭皮の奥にある真皮まで達し、毛母細胞にダメージを与えます。
髪を作る細胞である毛母細胞が損傷すると、抜け毛はもちろん、髪の生成にも影響を与えて薄毛の原因になることもあります。
原因⑤ホルモンバランスの乱れからくる脱毛症
女性ホルモンの分泌量が減って男性ホルモンが影響を増すことも薄毛の原因となります。
分け目もそうですが、頭髪が全体的に薄くなり、ボリュームが出にくくなります。
たとえば、ある一定期間なにか病気の治療をされていたり、お薬の服用があったり
そのような場合もホルモンバランスが変わってきます。
それはある程度は仕方ない原因と言えますね。
症状が悪化する場合は、薄毛専門の医師にご相談なさってみてください。。
対策①分け目を変える
長い間、同じ分け目にしていると特定の場所の髪に負担がかかってしまいます。
思い切ってヘアスタイル自体を変えてしまうのも良いかもしれませんね。
分け目を変えたい場合には、洗髪後のドライヤーの当て方がポイントになります。
分け目となる部分の反対側から温風を当て、根元部分にしっかり温風を当てて1本1本を丁寧に立たせるように乾かします。
次に流したい方向に髪を流し、流れに沿うように風を当てましょう。
また、分け目の薄毛予防として、ジグザグ分けにするのもおすすめです。
真っすぐに分け目を作るのに比べ、毛根にかかる負担も少なくなります。
さらに頭皮が見えにくくなるので、分け目部分の薄さを隠すこともできます。
コームを使って、生え際から左右をジグザグにしながら分けてみましょう。
対策②頭皮マッサージをする
頭皮の血行不良が原因で栄養が髪まで届かず、抜け毛や薄毛を進行させてしまうことがあります。
この場合は、頭皮マッサージで頭皮のコリを取り除き、血流を良くするのがおすすめです。
指の腹を使い、おでこの上にある前頭部から優しい指圧でマッサージしていきましょう。
続いて耳周辺の側頭部、そして後頭部へと進めていき、頭皮全体を揉みほぐします。
美容室のスペシャルケアとして「ヘッドスパ」(頭皮マッサージ)を追加される方もおられます。
プロによる手技で、抜け毛予防と育毛効果も期待でき
リラックスして日頃の疲れを忘れるほど癒されることでしょう。
定期的にヘッドスパをすることで、お顔の小ジワ・むくみ改善や
フェイスラインがすっきりして小顔効果も実感できると思います。
あとは、ご自宅でシャンプーやトリートメントをされる時にもヘッドマッサージをお勧めします。
ただ、強く押さえすぎたり、長時間やりすぎると頭痛の原因にもなりますので
3−5分程度のマッサージにしておきましょう♪
対策③ヘアケア剤を見直す
毎日使うシャンプー剤やトリートメント剤は、頭皮の環境に大きな影響を与えます。
できるだけ市販の商品は避けて
必ずサロンで取り扱っている製品を選ぶようにしてください。
美容室でお求めになったものでも、ご自分の髪や頭皮に適しているかは
分かりにくいこともあるかもしれません。
髪の毛や頭皮の状態について、日頃から通っておられるサロンで
担当のスタイリストさんに相談してみられると良いでしょう。
ヘッドスパをしてもらった時に、頭皮のタイプなども診断してくれるサロンが良いですね!
さらに、髪の毛と頭皮を紫外線から守ってくれるヘアケア剤も必須です。
お顔やお肌に日焼け止めクリームやローションを塗るのと同じです。
UVカット効果のあるお手入れアイテムを必ず毎日のケアでご使用ください。
対策④食生活の改善
過度なダイエットなどで栄養が不足すると、頭皮へ行き届かずに髪がやせ細ったり、抜け毛に繋がったりすることもあります。
そのため、食生活が乱れているのであれば改善することをおすすめします。
髪に良いとされる栄養素は、タンパク質、ビタミン類、ミネラルです。
髪の8~9割を構成しているケラチンはタンパク質の一種なので、タンパク質は髪の主成分ということもできます。
肉や大豆製品、卵、乳製品などに含まれています。
ミネラルの中でも「亜鉛」は、タンパク質を再構成する時にサポートをしてくれる栄養素です。
牡蠣やあさり、牛肉に含まれています。
亜鉛は体内で生成することができない栄養素のため、食べ物から摂取しなければなりません。
また、ビタミンの中でもB6はタンパク質の分解を助けてくれます。
牛レバーやバナナ、カツオ、マグロなどに多く含まれていますよ。
もちろんこれらの栄養だけを摂るのではなく、バランスの良い食生活を心掛けることが大切です。
対策⑤ストレス軽減に努める
女性の抜け毛はホルモンバランスが関係しています。
産前産後などは、ホルモンバランスが変わります。
前述したように何らかの治療や薬の服用も原因ですが
全くそれらが当てはまらない場合は
やはり「ストレス」の影響が大きいと言えるでしょう。
悩み事や心配事があっても、一人で抱え込みすぎないようにして
上手にストレスを発散する方法を見つけましょう。
あとは、睡眠不足なども美容の大敵です。
忙しくてもよるは早めに休んで、しっかりと睡眠時間を確保するようにしてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?
頭皮環境の改善は、何歳から始めても遅すぎことはありません!
気になる症状が見られたら、先延ばしにせず、すぐに対策を始めましょう。
健康な頭皮からキレイな髪が育ちます。
髪をキレイに健康に、青して扱いやすく改善していくためにも
今すぐ地肌のケアを見直して見てくださいね☆
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました(^^)
綺麗な髪の毛を育てるためのヘアケア方法についてはこちらの記事をご覧ください☆
白髪でお悩みの方はこちらの記事をご覧ください☆
ヘアアイロンのリスクについてはこちらの記事をご覧ください☆
なくならない枝毛にお悩みの方はこちらの記事をご覧ください☆
美髪を育む食事についてはこちらの記事をご覧ください☆
髪質改善ストレートをご検討の方はこちらの記事をご覧ください☆
髪の手触りが気になる方はこちらの記事をご覧ください☆
市販のカラー剤の危険性についてはこちらの記事をご覧ください☆
髪の毛のダメージを軽減したい方はこちらの記事をご覧ください☆
髪の毛を傷めない方法を教えます
Comments