秋から冬にかけて、抜け毛が気になるという方がいらっしゃいます。
皆様はいかがでしょうか。
きれいで健康な髪を維持する上で、抜け毛予防と育毛促進は欠かせない大切なケアとなります。
ささいな事のように思えるとしても、小さな努力の積み重ねで、きっと大きな成果が帰ってくると思います。
できるところから始めてみてください。
1. 睡眠
睡眠は、育毛にとって最も重要な要素の一つです。
というのも髪を育てる成長ホルモンの分泌が最も多いのが睡眠時だからです。
成長ホルモンは、細胞の増殖や正常な代謝を促進させ、皮膚や筋肉などを育成しメンテナンスもしてくれる物質です。
特に、入眠して2時間ほどに訪れる最初の「ノンレム睡眠」時は、分泌される成長ホルモンが最も多いと言われています。
この時の睡眠の質を上げることは非常に重要ですし、十分な睡眠時間を確保することも髪の成長には不可欠と考えられています。
これまでは、22時から翌2時の4時間が最も成長ホルモンが多く分泌されるゴールデンタイムと言われていましたが、
現在では、専門家のあいだでも、入眠して2時間ほどに訪れる最初のノンレム睡眠時がゴールデンタイムと解釈されています。
かといって夜更かししても問題ないかというと、それも違います。
日付が変わらないうちに入眠する方が、夜更かしするより成長ホルモンの分泌量が多いということもわかっています。
2. 適度な運動
ウォーキングや軽いジョギングなどの適度な有酸素運動は、血行を良くするだけでなく、自律神経やホルモンのバランスを整え、ストレス発散効果もあります。
有酸素運動を継続することは、筋肉量の増加を目的とした短時間の無酸素運動に比べて、白髪・脱毛リスクを軽減させることができると言われています。
また、有酸素運動は、各種栄養素や酸素を髪のもとである毛乳頭細胞や毛母細胞に届ける毛細血管を増やす働きもあるとされています。
さらに、汗をかくことで、脱毛の原因となるDHTを排出する効果も期待されていますので、是非日常に取り入れたいものです。
質のよい睡眠をとるためにも適度な運動は有効です。
3. 食習慣
栄養が偏った食事は、育毛に必要な栄養素が不足する大きな要因となります。
育毛に必要な栄養として特に大切なものが、髪の毛の主成分である「タンパク質」です。
そしてタンパク質と合わせて摂りたいのが必須ミネラルの一つである「亜鉛」です。
亜鉛はタンパク質の合成や骨の発育などに欠かすことのできない必須ミネラルですので、意識的に摂取するよう心がけてみてください。
タンパク質の一種である「コラーゲン」も髪の毛を太くしっかりするのに効果的です。
髪の毛にコシがなくなってきたと感じたら、コラーゲンをたっぷり摂ることをお勧め致します。
同時に「ビタミン」類の摂取も大事です。
ビタミンは、髪の成長に大きく影響する栄養素です。
「ビタミンE」・・・血行促進作用
「ビタミンA」・・・細胞分裂を正常化して頭皮の健康を保つ
「ビタミンC」・・・コラーゲンの生成を助けて血管や頭皮を丈夫にする
「ビタミンP」・・・ビタミンCの吸収を助け、体内で十分機能を果たす手助けをする
これらは特に発毛や育毛に大きく影響する、とても大切な栄養素です。
バランスの良い食事を心がければ大体の成分は摂取されますので、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。
最近はサプリメントも豊富ですので、不足していると思われる成分があったら、サプリメントなどで補うことも有効です。
育毛サプリメントと言われるものには、大抵これらの成分が配合されています。
4. ストレス対策
過度のストレスは、身体にあらゆる悪影響を及ぼします。
ストレスを感じると、筋肉が収縮して血行が悪くなります。
さらに自律神経の働きも鈍り、髪の成長に必要な栄養が十分に行き届かなくなくなってしまい、結果的に抜け毛や薄毛が進行してしまいます。
また、過度なストレスは、食欲不振や内臓の機能低下、不眠症など、健康そのものに害を及ぼしてしまいます。
自分なりのストレス解消方法でストレスを上手に発散することを心がけてみてください。
ストレス発散効果にも運動は大変有効です。
5. 喫煙・ダイエット・飲酒などは控えめに
喫煙は、タバコの中に含まれるニコチンが血管を収縮させ、血行を悪くする作用があるため、白髪や薄毛のリスクが高くなると言われています。
喫煙者は、禁煙を行うことで、白髪・薄毛の改善効果を生み出すことができます。
偏食や絶食などの過度のダイエットは、髪の毛に栄養が行き届かなくなります。
育毛を考えた場合、食事制限を伴うものではなく、身体を動かすダイエット法が望ましいのは言うまでもありません。
飲酒に関しては、アルコールを摂取することで肝臓に大きな負担をかけてしまいます。
沈黙の臓器とも言われる肝臓は、髪の主成分であるタンパク質などの栄養素を合成する働きがありますので、髪の製造にも密接な繋がりがあります。
負担をかけると薄毛リスクが高くなるということを覚えておきましょう。
6. 正しいヘアケア・スキャルプケア
間違ったヘアケア・頭皮ケアは、薄毛リスクを高めてしまいます。
何度もお伝えさせていただきますが、その代表的なものがシャンプー選びです。
毎日使うシャンプーですので、ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na等、頭皮に有害な成分を配合している「高級アルコール系シャンプー」と言われるものは避けて、
できれば頭皮に優しく刺激の少ない「アミノ酸系シャンプー」を使われることをお勧めします。
シャンプーの時に行うマッサージは、髪の毛を太くする効果も期待できます。
ご自宅でヘッドスパをできる日は、是非正しいやり方を覚えてみてください。
トリートメント剤も、髪と頭皮に優しい天然由来の素材を主成分とするものをお選びいただき、地肌から3-4cm離したところから塗布するようにしてみてください。
また、ヘアワックスやヘアスプレー等のスタイリング剤を使用する頻度はできるだけ少なくしていきましょう。
市販の整髪剤にはコーティング剤等の合成添加物がたくさん配合されています。
気を付けて使っても頭皮に付きやすく、それが残留してしまうと、頭皮の炎症トラブルを引き起こします。
スタイリング剤を使われた日は、必ず入念にシャンプーをすることと、シャンプー前にデトックスもしていただくことが必要になります。
シャンプーしないまま就寝してしまうようなことは必ず避けてください。
もう一点、とても大事なのがドライヤーです。
タオルドライで水気が滴らない程度に拭き取ったら、保護オイルを付けて、すぐにドライヤーで根元から毛先までしっかり乾かすようになさってください。
特に根元付近は乾きにくく、体温もある部分なので、濡れたまま放置してしまうと雑菌が付きやすくなります。
そうするとそれがまた頭皮トラブルの原因になり、抜け毛が増えやすくなります。
ドライヤーの温風で、根元からしっかり乾かしていただくようにお願いしますね！
7. まとめ
いかがでしたか？
抜け毛予防と育毛促進ケアは、いつ始めても遅すぎることはありません。
髪の毛には毛周期と呼ばれる自然なサイクルがあり、効果をご実感いただくために半年くらいは必要となります。
髪と頭皮を健康にするお手入れを始めて毎日実践していただき、半年過ぎた頃にようやく目に見える効果を感じていただけることがあると思います。
つまり、数週間から単月ですぐに成果が現れるとは言えないのです。
大切なのは継続することです。
ずっときれいな髪で居ていただくため、正しいヘアケアや規則正しい生活習慣を根気強く続けてみてくださいね^^
アミーベルの髪質改善師クワバラがお伝えさせていただきました。
髪質改善専門店アミーベルでは、お客様お一人お一人の髪の悩みに真剣に向き合い、
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半年から一年以内に必ず理想の髪質を育んでいきますので、
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