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コテやアイロンの熱で髪は傷む?上手な使い方は?



髪に熱を与えることで、巻き髪やストレートヘアーを簡単に作れるコテやストレートアイロン。


普段のお手入れで手放せないほど愛用している方も多いと思いますが熱による髪へのダメージはどのようなものなのでしょうか?


今回は、コテやアイロンの熱が髪に与えるダメージと、どのように使うのが髪にとって良いのか解説していきます。

 
コテやアイロンで髪の形が変わる理由とは?

髪が乾いているのに、コテやアイロンを使うと髪から煙のような気体が出てきたご経験はありませんか?


これは、いわゆる「湯気」でコテやアイロンの熱で髪内部の水分を飛ばすことで巻き髪やストレートヘアーを作っています。


髪の毛は乾いている状態でも内部に水分が保持されており健康な髪の場合、髪内部には12%〜15%ほどの水分が保たれています。


この髪内部の水分を熱によって飛ばすことでカールやストレートの形を作っているといます。



余談ですが髪の毛は8割以上がタンパク質で構成されています。

 
コテやアイロンの熱でなぜダメージするのか

コテやアイロンの熱が髪に与える影響として、「乾燥によるキューティクルへのダメージ」と「タンパク質の熱変性」があります。



★乾燥によるキューティクルへのダメージ

うろこ状に重なって、髪表面を覆っているキューティクルは髪のツヤ感や手触りに大きく関わっており、キューティクルが剥がれたり傷んだりすると枝毛や切れ毛になってしまいます。



このキューティクルはコテやアイロンによるスタイリングはもちろん日常的なドライヤーやブラッシングでも剥がれたり傷ついたりするデリケートな場所です。


キューティクルは濡れると開く性質があり、逆に乾いている時は閉じることで髪内部の成分や水分を守る役割を果たしています。




★タンパク質の熱変性

ほとんどがタンパク質でできている髪の毛は熱を与えすぎると固まります。


生卵に熱を加えると、ゆで卵になるのと同じ原理です。


これを「タンパク質の熱変性」といいます。


「タンパク質の熱変性」により、髪内部のタンパク質が集まって固まってしまうとあちこちに埋まらない空洞が出来てしまい髪が濡れてキューティクルが開くたびに、髪内部の成分や水分が流出しやすくなります。


「タンパク質の熱変性」は髪が乾いている状態だと約140度ぐらいから

髪が濡れていると約60度ぐらいから熱変性が始まってしまいます。 

 
コテやアイロンを低い温度にしたらダメージしない?

上記で説明した熱変性を考えた場合は130度以下で使用した方が髪に優しいのは事実です。


しかし、コテやアイロンを髪に当てた時、コテやアイロンの発熱部分は冷えた髪に熱を奪われるため約50度ほど温度が下がります。  


そのため極端に低温で使用した場合カールやストレートが定着しにくく、同じ毛束に何度も、じっくりとコテ・アイロンを通すこととなり髪へ適度に摩擦や熱を与えてしまい結果的にダメージしてしまう危険性もあります。


また低温で使用すると効果が長時間続かず、夕方〜夜にはコテやアイロンを使った形跡もないくらいの髪になっていることも、、、


そこまで加味して考えるとある程度高めの温度で、短時間で形を作る方が仕上がりが良く

髪のダメージも軽くします。

 
コテやアイロンを使う前に髪に何かつけておけば    ダメージしない?

髪へのダメージを考え、コテ、アイロン前にアウトバストリートメントや、ヘアオイルを塗っている方も多いと思います。


しかし、水分が多く髪をしっとりさせるタイプのトリートメントのトリートメントのトリートメントの場合、濡れている髪にコテやアイロンを使うことになります。


髪が濡れている時は、髪の表面にあるキューティクルが水分によって柔らかくなっており

タオルでゴシゴシするだけでも傷ついたり剥がれたりしてしまうことがあります。


また髪の熱変性は髪が濡れていると、約60度くらいから始まってしまいます。


そのため濡れ髪にコテやアイロンを使った場合は髪の表面にあるキューティクルを摩擦や熱による乾燥で痛めつけつつ髪内部に埋まらない空間を作ることになります、、、。


水分が多い、髪をしっとりさせるタイプのアウトバストリートメントを使用した場合はドライヤーできちんと乾かしてからコテ、アイロンを使いましょう。


またヘアオイルを使用する場合も注意が必要です。



スキンケアの場合、お肌の潤いを閉じ込めるために乳液などでフタをするように保湿を行います。


髪にヘアオイルを塗った時もお肌と同じくフタをするように髪表面に膜が貼られます。


膜があると熱から髪の毛が守られる印象を持ちますがご案内の通り、コテやアイロンは髪内部の水分を飛ばすことで巻き髪やストレートヘアを作っています。


ヘアオイルの種類によっては油分が髪内部の水分を飛ばすことを阻害し巻き髪やストレートが綺麗に作れず熱を与える時間が増えたり、クセがつきにくかったりすることもあります。


ヘアケアアイテム全てで共通することですが市販の物などではなくプロのいる美容室で

自分にあったものを提案してもらいましょう。


ヘアオイルでいうと上記のS.E.Lトリートメントオイルはコテやアイロン前でもご利用いただける優れものです。


S.E.Lトリートメントオイルについて詳しく書いてある記事もございます。

気になる方はチェックしてみて下さいね!


 
髪質と髪の健康レベルにに合わせたオススメの温度とは?

髪質や髪の健康レベルに沿った目明日の温度を紹介していきます。


あくまで目安の温度になります。クセのつき方やキープ具合をみながら低い温度から試して自分の髪に最適な温度を探してくださいね。



*クセが強い 
*髪が太い 
*髪が硬い 
*カラーやパーマの履歴がない(バージン毛)
*湿気の影響で髪が膨れやすい(親水性毛)

このような方は150度〜170度がオススメです。


カールやストレートのクセがつきにくく低温で使用すると何度も長時間コテやアイロンを通すことになってしまいます。


また湿気を吸収しやすい髪やカラー、パーマの履歴がない髪は水分を沢山含んでいるため、しっかり髪から水分を飛ばさないと形がつきにくいです。




*ダメージが目立つ(濡れると柔らかくなるような髪)
*湿気の影響を受けにくい髪(撥水性毛)
*毛が細い(猫っ毛)

このような方は130度〜140度オススメです。


ダメージが目立つ髪や、湿気の影響を受けにくい髪の場合、髪内部の水分が10%前後とコテやアイロンでのスタイリングにギリギリ必要な水分しか保持されていない場合もあります。


コテやアイロンの温度が高すぎる場合、乾燥によるダメージが増えてしまいます。


また、毛が細い方はコテやアイロンによる熱の影響を受けやすいので温度も低めで、細かい毛束で取ってスタイリングした方が髪へのダメージを抑えることができます。

 
まとめ

コテやアイロンの熱による髪へのダメージや、髪質に合わせた目安の温度をご紹介しました。


髪へのダメージを意識してスタイリングする際、温度以外にも注意することがあります。


*一回で巻きやすい、挟みやすい髪の量を取る
*コテやアイロンを髪の毛に当てる時間をなるべく短くする

私たち髪質改善師は長い目で見て、扱いやすい理想の髪質をご提供しております。


他にも髪質改善師による記事がありますのでそちらも合わせてご覧ください

 

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