ヘアカラーによる髪のダメージについて、ご新規のお客様からよくご質問をお受けします。
先日の記事でご紹介した「カラー専門店」での施術についても、
記事をご覧になった方からの反響がございました。
どうしてもカラーはしなきゃいけないから、多少のダメージは仕方ない。
傷む前提でカラーを繰り返してきた。
そんなお声もいただきました。
髪質改善専門店を信頼してくださっているからこそのご質問ですよね。
ありがとうございます(^^)
カラーで髪がダメージするのは「仕方ない」と片付けて良いのか、
そもそも、髪が傷むとはどういうことなのか、
一緒に考えてみましょう。
1. 髪が傷むことの定義
「髪が傷む」「髪のダメージ」これを同義語としますね。
どの段階で線引きをするかが曖昧かもしれませんよね。
究極のことを言いますと、髪は摩擦で傷みますし、濡らすとキューティクルが開くので、
「シャンプーする」行為でさえ、ある意味髪を傷めることと言えてしまうからです。
きつく結んでスプレーすることだって、ダメージ行為と言えばそうなのです。
ですので、そのレベルで語るならば、髪が傷まないカラーリングは100%不可能ですよね。
そこで、この記事で考える「髪のダメージ」を
「キューティクルが傷付いて毛髪内部のタンパク質が流出すること」
という定義で、以下の話を進めさせていただきますね。
2. カラーリングをすると髪が傷むのか
アルカリ剤と酸化剤を用いて髪色を変えるという一般的なカラーのお話をしますね。
(ヘアマニキュア・ヘナ・香草カラー・カラートリートメントは除外します)
カラー剤に含まれるアルカリ剤が髪のキューティクルを開き、髪の内部に染料を入れていくという仕組みとなっています。
アルカリ剤と酸化剤と混ぜ合わせることで化学反応が起き、髪の中に元々あったメラニンという色素を壊します。
この時点で黒髪を明るくすることが可能になります。
その時にできた酸素が、染料と合体して、選んだカラー剤の色素が毛髪内部に定着し、つい
先ほどまでとは全然違う色に仕上がるというわけです。
髪の毛にどういう現象が起きているかと言いますと、
カラー剤の色素が毛髪内部に定着する際に、元々存在していたタンパク質がキューティクルの隙間から押し出されている、
ということです。
そして、カラー施術後もアルカリ剤と酸化剤が毛髪内部に残留すると、
「キューティクルが開きやすく、髪の内部のタンパク質が流出しやすい」
という状況が1週間ほど続くことになります。
カラーリング後にご自宅でシャンプーするとき、カラー剤のにおいが数日続いた、というご経験はないでしょうか。
まさに、残留成分が存在している証拠ですね。
カラー施術中も、その後の日々も、髪の中からタンパク質が流出し続けていますので、
これはダメージしていると言えます。
一般的な美容室のカラーでも、この現象は起きます。
薬剤がとても強力な「ホームカラー」は、ダメージの度合いが本当に深刻です。
とにかく傷みます!
3. カラーしつつ髪のダメージを避けたいなら
普通に考えて、現代人がヘアカラーなしで生きていくというのは、あまりに寂しいことですし、
誰だって似合う髪色でおしゃれを楽しみたいと思います。
ですので、可能な限りダメージ回避できるカラーリングを皆さま望んでおられますよね。
ヘアカラーを楽しみながら、髪の健康状態も守っていくためにはどうしたら良いか、
これを知っているのと知らないのとでは、結果が全く変わってきます。
以下に詳しく解説してきますね。
4. 普通の美容室で普通のカラーリングをする場合
髪の細胞レベルで100%傷まないカラーリングは今のところないですが、
髪への負担をできるだけ軽くするための工夫をいくつかご紹介いたします。
○ハイトーンの明るいカラーをしない
日本人の髪色というのは、だいたい3〜5レベルと言われています。
10レベル以上の明るい髪色にするには、アルカリ剤も酸化剤もパワーが必要になります。
薬剤が強ければそれだけ髪への負担が大きくなるということを忘れないようにしましょう。
○ブリーチ剤を使わない
ブリーチというのは色味が入っておらず、ただひたすらにメラニン色素を壊すために使う
いわゆる「脱色剤」です。
お薬のパワーは最強と言えます。
流行のペールカラーを再現するため、ブリーチで髪色を抜いた上からカラーを重ねていく技法が多い昨今ですが、
髪を本当に大切にしたいなら、(傷めたくないなら)
ブリーチ剤なしのカラーリングにし、カラー剤だけで再現できる色にしておくことをお勧め致します。
○根元だけのカラー(リタッチ)を心がける
カラーリングの頻度にもよりますが、毛先まで染める回数が少ないほうが、髪への負担を軽減できます。
根元の新生部にだけカラーすることを数回続けて、
全体カラーリングは色ムラが気になったときだけ、と決めている方もおられます。
なぜなら、カラーリング施術履歴3回の髪の毛と10回の髪の毛とでは、損傷レベルが全く違うからです。
できれば、似合わせカラーを提案してくれる美容師さんにお任せして、
色のチェンジを頻繁にしなくてもよくなれば、それに越したことはないですね。
○サロンシャンプー・サロントリートメントを使う
市販のシャンプー剤はやめましょう。
ここのブログでも何度もお伝えしてきましたように、
市販のシャンプー剤を使うことでダメージが日に日に悪化すると思ってください。
シャンプー・トリートメントは、必ず美容室で、髪の状態に合ったものをお求めくださいね。
5. カラーしつつ髪の状態を良くしたいなら
これは、本当に自信を持ってお伝えできることです。
髪質改善専門サロンで、【髪質改善カラーエステ】をしてください。
今までのカラーリングとの違いをご実感いただけること、間違いありません。
先ほど述べたように、カラーの施術に関しては髪のダメージに繋がる要素がいくつかあるということです。
ところがアミーベルのカラーエステでは、それを回避できるのです。
普通のカラーリングでは、いきなり薬剤の塗布から入っていくと思いますが、
髪質改善カラーエステでは、薬剤をつける前にまず特別な水分で髪のキューティクルを優しく開き、
カラー剤を塗っていく前の下準備をしておきます。
強いアルカリ剤で無理やりキューティクルを強引にそれも急激に開くような乱暴なことは避けます。
そして薬剤調合ですが、カラー剤の色素と一緒に髪の毛と同じ成分のタンパク質をたっぷり調合していきます。
この栄養分を毛髪内部にしっかり浸透させることで、髪の中のタンパク質が少なくなることを防げます。
放置時間中はスチームの蒸気で栄養補給をしますから、髪の潤いがアップします。
しっかり染まったら、中間処理〜シャンプー〜後処理〜トリートメントという工程になりますが、
その一つ一つの工程にも秘密がたくさんあります!
何が含まれるかと言いますと、
・シャンプーする前に髪のキューティクルをきれいに閉じる
・ダメージの原因となる残留成分を全て除去
・アルカリ除去
・過酸化水素水100%除去
・髪の毛と頭皮を弱酸性の安定した状態に整える
・頭皮の炎症とカラーの褪色を防ぐ
こういった処置を徹底的に施していきます。
その結果、カラー施術前より施術後のほうが圧倒的に髪が綺麗になって仕上がるのです。
何しろ髪の内部のタンパク質量が上がり、キューティクルが整い、PHバランスが安定しているわけですから、
ツヤが違い、手触りが違い、色もちが違います!
これは一度体験していただくのが一番だと思いますので、是非、髪質改善カラーエステをお試しになってくださいね。
今日もお付き合いありがとうございました。
髪を綺麗にしたい全ての方へ。
AMI a BELLEの髪質改善師クワバラがお伝えさせていただきました。
髪質改善専門店アミーベルでは、お客様お一人お一人のライフスタイルや髪のお悩みに合わせて、
最適なメニューを最善のプランでご提供し、
必ず最高の結果を出せるよう、熟練したスタッフが全力を尽くして技術に当たらせていただきます。
10年後・20年後も健康で美しい髪と頭皮環境を守るため、必要なことを何でもアドバイスさせていただくことをお約束します!
他にもお知りになりたいことがおありでしたら、いつでも当店スタッフにお尋ねください☆
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