あるとき髪の毛の切れ毛や枝毛がなくなっていたのに、
気がついたらまたチラホラ目立つようになってしまった...。
そんな経験はないでしょうか。
頑張って切れ毛・枝毛をゼロにできたら、
今度はそれが再発しない丈夫な髪の毛作りをしていきたいですね。
大丈夫です!
切れ毛・枝毛が出来にくい健康な髪の毛を育む上で、大切なのは二つのお約束。
「サロンでの定期的な栄養補給」
「ご自宅での正しいお手入れ」
この二つのお約束を守っていただくことで、きれいに髪を伸ばしていくことができますよ!
髪質改善に長く携わってきた美容師クワバラが解説していきますので、
今日も最後までお付き合いお願い致します^^
枝毛決して一日でで出来上がるわけではないのです。
ある一定の期間、様々な髪への負担となる要素が積み重なって出来てしまいます。
目次
1. 枝毛が出来上がる過程
髪の毛が途中でプツっと切れてしまったのが「切れ毛」です。
髪が傷んでしまうと、ちょっとした刺激で髪は切れてしまいます。
切れ毛が多いと髪のまとまりが悪く、絡まったりもつれたりしやすくなります。
切れ毛が出来てしまって、必要なお手入れをしないで放置しておくと、毛先が枝分かれして、
さらに放っておくと、縦方向に裂けた部分がどんどんひどくなっていきます。
2. 枝毛は治るのか
出来てしまった枝毛や切れ毛は、そのまま放っておいて、自然に修復することはありません。
それは髪の毛と皮膚の違いと言えるかもしれません。
(皮膚は傷付いても自然治癒する働きを持っています)
毛髪は爪と同じように自分で修復する機能はありませんので、一度枝毛になると元の状態には戻りません。
だからこそ、切れ毛や枝毛を予防し、そうなりにくい髪質作りが絶対必要ですね◎
3. ブラッシングなどの摩擦をできるだけ少なく
枝毛の原因のひとつが、「摩擦」や「静電気」です。
髪の表面になるキューティクルは、うろこ状に重なり合っています。
乱暴なブラッシングで必要以上の摩擦を加えると、キューティクルがめくれて傷付いてしまいます。
髪が絡んでいるときは優しく丁寧に指通りをよくしてから、ブラッシングするようにしましょう。
またキューティクルは、濡れた状態だと開いてしまいます。
キューティクルが開いた状態でブラッシングすると、髪が傷む原因になります。
濡れた髪にはオイル等でしっかり保護しながら、粗めのコームか手ぐしで優しくとかしてあげてください。
4. 自然乾燥をやめる
ドライヤーで乾かすと髪を傷めてしまうと思われる方が多くいらっしゃいます。
しかし、自然乾燥のほうが枝毛ができる大きな原因になります。
髪は濡れた状態の時キューティクルが開いていて、自然乾燥だと半開きの状態になります。
キューティクルが半開き状態で仕上げてしまうと、毛髪内部のタンパク質や水分がどんどん流出してしまうことになります。
さらに、その状態で寝てしまうと、枕などとの摩擦によって、キューティクルが剥がれてしまい、
切れ毛や枝毛がどんどん出来安くなってきます。
シャンプー後はできるだけ早く、きちんとドライヤーを使って乾かすのがベストです◎
5. アイロンなど熱によるダメージを最小限に
キューティクルは、熱にも弱い性質を持っています。
アイロンやコテは、髪に集中して熱を加えてしまうため、できれば控えるのがよいでしょう◎
毎日アイロンやホットカーラー、コテ等で髪をスタイリングしておられるとしたら、
パーマや縮毛矯正をかけたほうが髪が傷みにくい場合もあります。
ドライヤーだけでスタイリングできるに越したことはないです!
髪のダメージの度合いをよく知ってくれている担当スタイリストにご相談なさるとよいですよ^^
6. ブリーチをしない、もしするとしたらすぐにカットできる毛先だけ
髪の色は、コルテックスによって決まります。
コルテックスにはメラニン色素が含まれており、このメラニン色素を染めたり分解することで、髪色を変えていく仕組みです。
ブリーチ剤はキューティクルを思い切りこじ開け、メラニンを破壊していきます。
キューティクルを剥がすだけで髪が傷む原因になってしまいますし、毛髪内部のタンパク質もかなり損傷します。
ブリーチを使ったデザインカラーを楽しみたい方は、ダメージ部分をいつでもカットできる前提で、
1か月後や3か月後の髪の健康状態まで考えて髪色をデザインしてくれる美容室を選ぶようにしてくださいね。
7. 無理なパーマや縮毛矯正、ホームカラーをしない
パーマや縮毛矯正は、コルテックスより内部にあるシスチンというアミノ酸の結合を切断して、髪の毛を好きな形に整えていく技術です。
シスチン結合をいったん切断して、髪を柔らかい状態にし、ストレートにしたりウェーブさせたりする、というイメージですね。
薬剤が髪質に合っていなかったり、あまりに頻繁に繰り返したりすると、髪の毛が原型をとどめられなくなってしまいます。
市販のカラー剤を使ってご自宅でカラーリングされるのも、髪の健康と安全のためには絶対避けたほうがよいですよ!
8. 紫外線によるダメージ
髪が紫外線を浴びてしまうと、キューティクルを覆っている「MEA」と呼ばれる脂質を失ってしまいます。
MEAが失われると、規則正しく重なっているキューティクルの結びつきが弱くなり、剥がれやすくなります。
ちょっとした摩擦でキューティクルが傷付いてしまい、切れ毛や枝毛が出来るようになります。
紫外線のダメージから髪を保護するため、紫外線を防ぐ効果があるオイルを付けてお出かけください。
9. 栄養不足・睡眠不足・ストレスを避ける
枝毛の原因が、栄養不足や睡眠不足などのストレスも、切れ毛・枝毛の大きな原因となってしまいます。
これらの要因は、頭皮の血行不良を引き起こしてしまいます。
血行不良の状態だと、毛根まで十分な栄養分が行き渡らないことになり、髪のツヤやみずみずしさも失われます。
規則正しい生活を心がけながら、ストレスを溜めないことも枝毛を防ぐポイントです。
10. 正しいお手入れを続けましょう
髪の毛には自己修復機能はありませんので、一度枝毛になってしまった髪は放っておいて治ることはありません。
ですが枝毛をケアして、髪を美しく見せる方法はあります。
必要なケアをしながら、切れ毛・枝毛になりにくい健康な髪質へと変えていきましょう。
11. 髪質改善専用のお手入れアイテム&定期的な栄養補給
日々お使いいただくシャンプー剤トリートメント剤で、タンパク質を失ったコルテックスに栄養分を補給することができます。
また、オイルで髪を保護してあげることで、髪のダメージが目立ちにくくなります。
傷ついたキューティクルをさらに傷めることのないよう、優しく扱ってあげましょう。
アミーベルで定期的なヘアエステを続けていただくと、半年から一年あれば、枝毛になりにくい健康な髪質を育むことができますよ。
12. 枝毛の処理法について
出来てしまった枝毛は切ってしまうのが早いのですが、注意点もございます。
ご自宅の事務用のハサミで切ってしまうと、切り口がきれいでなく、断面がまたダメージしやすくなることもあります。
もちろんセルフカットが悪いというわけではないですので、
できれば切れ味のよい、髪の毛用のハサミをお使いください。
切り口の断面が小さくなるように、垂直にカットしてあげましょう。
13. 定期的にサロンでヘアカット
最大の方法はサロンでこまめにカットすることです。
アミーベルでは、常連のお客様にも毎回しっかりカウンセリングをさせていただきます。
長さをキープしたいお客様のご希望にそえるよう、プロのテクニックで切れ毛・枝毛をきれいに処理します。
頭髪全体をしっかり見ながら、部位による髪の健康状態のレベルの差を確認しつつ、
ご希望のヘアスタイルに合ったベストなカットをご提案させていただきますね◎
髪質改善専門店アミーベルでは、お客様お一人お一人の髪の悩みに真剣に向き合い、
ダメージの原因を共に探り、
解決策を必ず見つけ出します!
髪質改善師としてのミッションと受け止めています。
半年から一年以内に必ず理想の髪質を育んでいきますので、
髪のことなら私たちにお任せくださいね^^
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