年齢とともに増える“うねり・パサつき”の正体とケア方法
- haru02061031
- 1 日前
- 読了時間: 4分
「最近、髪のまとまりが悪くなってきた気がする」「昔はもっとストンと落ち着いていたのに、今は広がるし乾燥する…」
年齢を重ねるにつれて、髪の変化を感じている方も多いのではないでしょうか。
今日は、そんな“うねり”や“パサつき”がなぜ起きるのか、そしてそれに対して私たちができるケアについて、美容師目線で詳しくお話ししていきます。

■ それって「クセ」じゃないかもしれません。
まず知っていただきたいのは、年齢とともに起こる髪の変化は「生まれつきのクセ」とは異なる、後天的なうねりやパサつきであることが多い、ということ。
実は、30代後半〜40代ごろから増えてくる“なんとなく扱いにくい髪”には、年齢特有の原因が隠れています。
■ 年齢による髪の変化の主な原因とは?
① ホルモンバランスの変化
加齢に伴い女性ホルモン(エストロゲン)が減少してくると、髪の毛を育てる力も少しずつ弱まってきます。この変化により、毛根の形状や毛髪の構造が変わり、「髪のうねり」「ハリコシの低下」「ボリュームダウン」が起きやすくなります。
② 頭皮環境の乱れ
年齢とともに皮脂の分泌量が減少し、頭皮が乾燥しやすくなると、血行不良や毛根の栄養不足につながります。その結果、髪が細くなったり、うねったり、パサつきやすくなるのです。
③ 外的ダメージの蓄積
紫外線、熱、摩擦、カラーやパーマの繰り返しなどによって、髪のキューティクルは年々少しずつ削られていきます。ダメージが蓄積されると、髪は水分を保てなくなり、パサつきやごわつきが目立つように。
■ 年齢髪に必要なのは「髪質に合わせた補修」と「継続的なケア」
“うねりやパサつきが出てきたから、縮毛矯正でまっすぐにしよう”“トリートメントをしてもすぐに元通りだから意味がない”
そう考えてしまう方も多いかもしれません。でも大切なのは、「髪質の変化に合ったアプローチ」を選ぶこと。
ここで私たち髪質改善専門店の出番です。
■ 髪質改善って、実際どんなことをするの?
髪質改善は、“ただ手触りをよくするトリートメント”とは違います。ダメージや加齢で弱くなった髪に対して、
髪の内部まで栄養を届けて補修
表面のキメを整えて湿気や乾燥に負けにくい状態へ
継続することで「扱いやすい髪」を育てていく
というように、根本的なケアを行っていきます。
お一人おひとりの髪の状態に合わせて薬剤やケアの方法を調整するため、「髪が変わってきた」と実感するお客様が多くいらっしゃいます。
■ 髪質改善を受けたお客様の声
「以前は朝ブローしても、お昼には広がっていたのに、今は夜までまとまってる」「髪を伸ばすのが苦手だったけど、パサつかなくなったからロングも楽しめるようになった」「うねりが気にならなくなって、自分の髪に自信が持てた」
そんなお声をいただくたびに、「髪が変わることで、毎日が変わる」ということを、私たちも実感しています。

■ おうちでできる年齢髪のケア方法
サロンケアと並行して、ご自宅でのケアも見直すと、効果はより長持ちします。
● シャンプー選びを見直す
アミノ酸系や保湿力の高いシャンプーがおすすめです。洗浄力が強すぎるものは頭皮の乾燥や髪のきしみの原因に。
● ドライヤー前のアウトバストリートメント
乾かす前に保湿成分入りの洗い流さないトリートメントをつけることで、水分の蒸発を防ぎます。熱に反応して保護膜を作るタイプがおすすめです。
● ブラッシング・寝具にも気を配って
髪を乾かさずに寝たり、摩擦の多い枕カバーを使ったりすると、髪の状態は悪化しやすくなります。なるべくシルクやサテンのような摩擦の少ない素材を使うと、髪にもやさしいですよ◎

■ 最後に:年齢を重ねた髪には、“年齢に合ったケア”を。
年齢によって肌のスキンケアを変えるように、髪のケアもその時々に合ったものを選ぶことがとても大切です。
「昔みたいに髪がキレイだったらいいのに…」そう思ったら、それは変化のタイミングかもしれません。
髪の変化は悪いことではなく、“今の自分に合ったケアを見つけるチャンス”です。私たちは、あなたの髪の可能性を引き出すお手伝いをしています。
もし最近髪質に違和感を感じているなら、どうぞお気軽にご相談くださいね。一緒に、「今の髪をもっと好きになる」方法を見つけていきましょう。
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