【実は逆効果?】髪のパサつきの原因が“スタイリング剤”だった話
- khho0208
- 7月21日
- 読了時間: 4分
「髪がパサパサしてまとまらない…」
多くの方が、毎日のように悩まれている髪の「パサつき」。一生懸命トリートメントをしても、サロンで髪質改善をしても、気がつけば夕方には毛先が乾燥して広がっている…。
そんな経験、ありませんか?
実はそのパサつき、「髪が傷んでいるから」でも「乾燥しているから」でもなく、“スタイリング剤がしっかり落とせていないこと”が原因かもしれません。
スタイリング剤=髪を守ってくれる存在…のはずが?

アイロン前のオイル、ワックス、バーム、ミスト…今やスタイリング剤は「おしゃれのため」だけではなく、「髪の保護」のために使われることがあります
でも実は、こういった**“残留しやすいスタイリング剤”**が、蓄積していくことで髪のパサつき・ゴワつき・手触りの悪さに繋がってしまうケースがあるんです。
じゃあ、なぜ落とせない?

一言で言えば「洗浄力のミスマッチ」です。
現在、市販で人気のシャンプーの多くは「髪や頭皮に優しいアミノ酸系」などを売りにしており、洗浄力はとてもマイルドです。これは普段の皮脂や汗には十分ですが、オイルやシリコン系のスタイリング剤には洗浄力が足りないことも。
つまり、「やさしいシャンプー」が、かえって髪の汚れを落としきれていない原因になっているんですね。
落としきれないとどうなる?
スタイリング剤が落とせていないと、髪にこんな影響が起きてきます:
コーティングが重なり、手触りがゴワつく
表面がベタつくが、毛先は乾燥するという“矛盾”した状態に
トリートメント成分が浸透しにくくなる
髪に酸化物や汚れが残り、臭いやダメージの原因になることも
中でも厄介なのが「パサつき」です。髪が乾燥しているわけではないのに、コーティングが酸化して固まっているせいで、乾いて見える・まとまらないという状態がよくあります。
それ、実は“乾燥”じゃなくて“蓄積”かも?
実際、髪のパサつきに悩んでご来店されたお客様の髪を診断すると、「乾燥している」というよりも「何かが蓄積している」ことが多いです。
特にオイル系やバーム系のスタイリング剤を毎日使っている方は要注意。
✔️ しっとりさせたくて使っている⬇️
✔️ でも落としきれずに髪表面に残る⬇️
✔️ 酸化して手触りが悪くなる⬇️
✔️ もっとスタイリング剤を重ねる
という負のループに陥りがちです。
解決策は「クレンジング」と「選び方」
じゃあ、どうすればいいのか?
それは大きく2つ。
① 定期的に“髪のクレンジング”をすること
髪にも「クレンジング」が必要です。メイクを落とさずに重ね続けると肌荒れするように、髪も同じ。
クレンジング用のシャンプーや、専用のリムーバーを使って、定期的に髪の汚れや蓄積物をオフすることで、トリートメントの効果も格段に入りやすくなります。
当店でも**髪質改善メニューの一環として“蓄積除去ケア”**を行っていますが、「これだけで手触りが変わった!」という方も多いです。
② スタイリング剤を“髪質に合ったもの”に見直す
オイルやバームは使いやすい反面、落としにくいという性質もあります。以下のような選び方がオススメです:
髪質タイプ | 向いているスタイリング剤 |
細く柔らかい髪 | 軽めのミスト・ミルク |
普通~太め | 軽量オイル or 濃厚バーム(要クレンジング) |
ダメージ毛 | 髪質改善用の洗い流さないトリートメント |
「とにかくしっとり」よりも、“今の髪の状態に合ったもの”を選ぶことが大切なんです。
サロンで髪質改善しても変わらない理由がここにある
「髪質改善を受けてるのに、なんかイマイチ…」「手触りは良いけど、すぐパサつく」
こんな風に感じている方は、もしかすると毎日の“蓄積”が効果を邪魔しているのかもしれません。
髪質改善は、正しいホームケアとの組み合わせで初めて効果を発揮します。それは、「何を入れるか」だけでなく、「いらないものを落とすかどうか」も含まれます。
まとめ:パサつき=乾燥ではない?
✔️ 髪のパサつきの原因が「スタイリング剤の残留」という可能性は意外と多い
✔️ 優しいシャンプーでは“落としきれない”ことも
✔️ 髪のクレンジングと、スタイリング剤の見直しが大切
✔️ 髪質改善の効果を最大限にするには「蓄積の除去」がカギ

ご相談はいつでもお気軽に
当店では髪質改善と一緒に「今の髪に不要なものを取り除くケア」も行っております。スタイリング剤やケアアイテムの選び方に迷った際も、ぜひお気軽にご相談ください♪
あなたの髪が本来の美しさを取り戻せるよう、しっかりサポートさせていただきます。




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