冬は静電気に悩まされるという方、いらっしゃいませんでしょうか。
髪の毛がぶわぁーっと逆立ったり、洋服がパチパチしたり・・・
ストレスの原因にもなりますよね。
静電気が起きる要因と、対策について、お役立ち情報をお届けしますね。
1. 静電気の正体
人も含めこの世のあらゆるものは全て、プラスとマイナス 2種類の電気を持ち合わせており、
通常はプラスの電気もマイナスの電気も同じ数だけ存在し、お互いに均衡を保っています。
しかし、性質が異なるものどうしが触れると、そのバランスが崩れてしまうのです!
この、「プラスの電気とマイナスの電気のバランスが崩れた状態」が「静電気」と呼ばれています。
静電気を帯びている状態はバランスが悪いため、異なる性質のものに触れたり近づいたりすると、バランスを取り戻そうとプラスの電気やマイナスの電気が「放電」されます。
これにより、パチッと指先に痛みを感じたり 髪の毛が顔にまとわりついたりする訳です。
静電気は電化製品にも影響を与えます!。
静電気の影響で、パソコンのデータが飛んだり、デジカメやビデオカメラが作動しなかったりということもあるのです。
2. 静電気の主な原因は空気の乾燥
ご存知の方も多いと思いますが、
静電気が起きやすい環境として、「湿度が40%未満」が目安と言われています。
つまり、空気の乾燥です。
冬になると空気が乾燥しますよね。
屋外も湿度が低く、そのうえ室内では暖房を多用するため、触れる空気がいつも乾いているということになります。
夏場に静電気を感じたことが ほとんど無いのは、湿度の高さに加え、暑さにより身体が汗をかいているため、自然と静電気を帯びにくい環境になっているということなんですね。
冬は湿度も気温も低くなって汗をかくことも少なくなり、屋内でもエアコンなどによりどんどん乾燥していきます。
冬場に静電気の影響を受けやすいのは、当然とも言えますね。
3. 身に着ける洋服の素材も
寒くなってくると、ニットなどのほっこりとした素材の服で過ごすことになりますよね。
着替える時にパチパチと静電気を発生させていませんか?
こういった静電気は、洋服どうしの組み合わせが原因で起こっているんです!
シワになりにくいポリエステル素材の服に、ウールのニットやナイロン製のタイツなど合わせると、高確率でパチッと静電気が発生してしまします。
これは、ポリエステル素材が「マイナス」の電気を帯びやすいのに対し、ウールやナイロンが「プラス」の電気を帯びやすいためです。
懐かしい話をしますと。
子供の頃に見ていた「忍者ハットリくん」に出てくるケムマキくんの子分ので「影千代」という猫ちゃんがいました。
影千代は、自身で静電気を発生し、それを利用して相手を痺れさせるという必殺技まで持っていましたね。
恐るべし、静電気の威力ですね(笑)。
4. 髪の毛も放っておくと乾燥します
空気が乾燥すると、髪の毛もパサパサしてきますよね。
水分や潤いが足りず傷んでいる髪は、生活の中で摩擦を起こしやすくなります。
空気の乾燥・洋服の繊維・髪の毛の乾燥、この三拍子揃うと、髪もパチパチ静電気を起こしやすくなります。
髪の乾燥は静電気トラブル以外にも、毛先のパサパサや絡まりなど髪を傷ませてしまうこともあるため、
冬は特に念入りに髪の保湿を中心としたケアが大切になってきます◎
ちなみに、特に髪の毛が傷んでいなくても、静電気を引き起こす場合があります。
それは、ブラッシングをしすぎた場合です。 髪はさまざまな外部ダメージから身を守るために、表面が天然の油分で覆われています。
「MEA(18-MEA/メチルエイコサン酸)」と呼ばれる天然の油分が、手触りの良さや髪の毛のもつれ防止にもなっています。
ブラッシングを頻繁にすることにより、摩擦によってこの油分が失われていってしまうのです。
5. 保湿ケアで静電気を防ぎましょう
髪の乾燥は、静電気の影響が出るほか パサつきや毛先のもつれなどのヘアダメージにも繋がります。
お肌の保湿と同じくらい、髪の保湿にも力を注ぎましょう。
★毎日のトリートメントは必須です。
静電気に負けない潤いのある髪の毛を作るには、シャンプー後のトリートメントは必ず習慣にしてください。
髪の内部に潤いを閉じ込め、水分量バランスを安定させてくれるアイテムをお選びくださいね。
★お手入れの際はアウトバストリートメントも忘れずに
まず大前提として、自然乾燥はNGです。
シャンプー後は必ずドラーやーを使ってしっかり髪の毛を乾かしましょう。
乾かす時には、オイル等のアウトバストリートメントを忘れずにご使用ください。
これは朝のお手入れにも必要です。
特に寝起きの髪は、枕や寝具との摩擦により乾燥が目立ちます。
その状態で無防備にアイロン・コテを使ってしまうと、髪の毛がより乾燥してしまい、悪循環となります。
乾燥する季節の朝は、ブローローション等で髪の毛を一度湿らせてからドライヤーを当てることで、オーバードライを防げます。
★ブラシの素材も意識できるとベター
ヘアブラシを適切なものに変えることでも、静電気を緩和することが可能です。 ポリエステルやプラスチック製のブラシは、静電気を引き起こす要因になってしまうので要注意ですよ。
木製や天然毛など、ナチュラルなブラシが良いでしょう◎
加えて、最近では静電気の起こりにくい特殊加工の施されているブラシもあります。
基本のヘアケアをしっかりした上で、プラスアルファの取り組みとして、見直してみてくださいね。
6. ヘアケア以外でも出来ることがあります
★洋服の素材を選ぶ
前述したように、洋服の素材でも静電気が起きやすい組み合わせというのがあります。
化学繊維の服よりも、天然素材で作られた服の方が、断然静電気は防ぎやすいと言えます。
ただし、冬は洋服でしっかり防寒したいですよね。
上から下まですべてファッションを変えることは難しいので、
顔周りや髪の毛に触れる部分だけでも、服の素材を今日から意識してみてください!
冬はお洗濯の際に柔軟剤を少し多めに入れることも、効果があると言われています。
ちょっとした工夫で、ある程度の静電気は抑えられますよ! ★室内の湿度を上げる
冬の乾燥は美容の大敵です。
加湿器などを使って室内の湿度を上げておくことで、お肌や髪の乾燥を防ぎましょう。
室内全体の湿度を一定に保っておくことで、季節によって肌が揺らぐことが少なくなり、
喉も守ることができたら風邪予防にも効果的です。
最近はサイズや香りの有無など種類も様々なので、
自分の好きな加湿器で環境から静電気予防をしていきましょう!
★肌を保湿する
冬に髪の毛が顔にまとわりついたり、手ぐしで髪をとかすと広がってしまうのは、肌が十分に潤っていないことも原因として考えられます。
特に大切なのは、顔周りと手の乾燥対策。
髪の毛自体の静電気対策と同時に肌の保湿にも力を入れてみてください!
ハンドクリームをこまめに塗ることでも効果があるそうですよ^^
7. まとめ
いかがでしたか。
誰もが嫌いな静電気ですが、生きていく上でどうしても多少は付き合って行かなくてはいけません。
すぐに実践できる対策をご紹介しましたので、できるところからトライしてみてください。
あ、大事なこととして、
髪の毛の水分量を安定させることは絶対必要です。
乾燥・パサつき・うねり・広がり・・・
気になる方は、月に一度のヘアエステで、しっかり潤いキープしてあげてくださいね。
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